論理クイズ傑作10問
嘘つき問題から2回の天秤まで、名作だけ
「正直村と嘘つき村の分かれ道」「私は嘘つきです、と言った男」――一度は聞いたことのある嘘つき問題から、正答率1割未満の4枚カード問題まで。
運もひらめきも要りません。順番に考えれば必ず解ける、論理パズルの殿堂入り10問です。
① 問題文の条件を整理する → ② 「もし〜だったら」と仮定して矛盾を探す → ③ 答えは「▼ こたえを見る」で。解説まで読むと来週まで自慢できます。
※Q3・Q7は紙とペンがあると戦いやすくなります。
嘘つき・論理パズルの傑作10問ひらめきではなく、論理で殴る
Q1分かれ道に正直村の村人か嘘つき村の村人(どちらかは不明)が立っている。1つだけ質問して、正直村へ行くには何と聞く?
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こたえ:「あなたの村はどちらですか?」と聞き、指された道へ行く
正直者は自分の村=正直村を指す。嘘つきも「自分の村はどっち?」と聞かれると、本当は嘘つき村なのに嘘をついて正直村を指す。つまりどちらでも正直村が示されます。
Q2A「Bは嘘つきだ」 B「Cは嘘つきだ」 C「AもBも嘘つきだ」。嘘つきは誰?(嘘つきは常に嘘、正直者は常に本当を言う)
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こたえ:AとCの2人が嘘つき
Aが正直者と仮定→Bは嘘つき→Bの発言は嘘なのでCは正直者→しかしCは「AもBも嘘つき」と言っており、Aが正直者と矛盾。よってAが嘘つき→Bは正直者→Cは嘘つき→Cの発言「AもBも嘘つき」はBが正直者なので確かに嘘。すべて筋が通ります。
Q3赤い帽子3つ・白い帽子2つから3人に1つずつかぶせ、縦一列に並べた(後ろの人ほど前が見える。自分のは見えない)。後ろのAは「分からない」、真ん中のBも「分からない」。すると何も見えない先頭のCが「分かった!」。Cの帽子の色は?
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こたえ:赤
Aが分からない=BとCが2人とも白ではない。それを聞いたBは、もしCが白ならば自分が赤と確定して「分かる」はず。Bも分からない=Cは白ではない。だからCは自分が赤だと分かるのです。
Q4見た目が同じコイン8枚。1枚だけ軽い偽物が混ざっている。天秤を2回だけ使って偽物を確実に見つけるには?
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こたえ:3枚・3枚・2枚に分けて、まず3枚どうしを比べる
釣り合えば偽物は残り2枚の中→2回目で1枚ずつ比べて軽い方。傾けば軽かった3枚の中→そこから1枚ずつ比べ、釣り合えば残りの1枚、傾けば軽い方。どの場合も2回で確定します。
Q5狼とヤギとキャベツを持って川を渡る。舟には自分と荷物1つしか乗れない。狼とヤギ、ヤギとキャベツを2人きりにすると食べられてしまう。全員無事に渡るには?
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こたえ:ヤギ→戻る→狼(またはキャベツ)→ヤギを連れ帰る→キャベツ(または狼)→戻る→ヤギ
ポイントは「ヤギを一度連れて帰る」勇気。進むだけでなく戻す手を思いつけるかが分かれ目の、川渡りパズルの原点です。
Q6天国と地獄への2つの扉。門番は双子で、1人は必ず本当を言い、1人は必ず嘘をつく(どちらが正直かは不明)。どちらか1人に1つだけ質問して天国の扉を知るには?
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こたえ:「もう1人の門番に『天国はどっち?』と聞いたら、どちらを指しますか?」と聞き、指された扉と逆へ行く
正直者に聞けば「嘘つきが指す扉」=地獄を教えてくれる。嘘つきに聞けば「正直者が指す天国」を嘘で反転して地獄を指す。つまりどちらに聞いても答えは地獄の扉。逆へ行けば天国です。
Q7カードが4枚。片面には数字、裏面には色が塗ってある。見えているのは「8」「3」「赤」「青」。「偶数のカードの裏は必ず赤」というルールを確かめるには、最低どの2枚をめくればいい?
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こたえ:「8」と「青」
「8」の裏が赤かは直接の検証。そして「青」の裏が偶数だったらルール違反なので要確認。「赤」の裏は奇数でもルールに反しない(ルールは偶数→赤であって赤→偶数ではない)ため、めくる必要なし。心理学の実験で正答率1割未満の有名問題です。
Q8「りんご」「みかん」「ミックス」とラベルの付いた3つの箱。しかしラベルは3つとも間違っている。1つの箱から果物を1個だけ取り出して、3箱の中身をすべて当てるには?
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こたえ:「ミックス」ラベルの箱から1個取る
ラベルは全部間違いなので「ミックス」箱の中身は純粋なりんご箱かみかん箱。りんごが出ればそこは「りんご箱」。すると「みかん」ラベルの箱は(みかんでもミックスでもないので)ミックス、残りがみかん。1個で全て確定します。
Q9アヒルの行列。「あるアヒルの前に2羽、あるアヒルの後ろに2羽、そして真ん中に1羽いる」。最低で全部で何羽?
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こたえ:3羽
縦に3羽並べば、先頭の後ろに2羽、最後尾の前に2羽、そして真ん中に1羽。すべての条件を3羽で満たせます。5羽と答えた人は、文をもう一度ゆっくり。
Q10「正直者は常に本当、嘘つきは常に嘘を言う島」で、ある人物が「私は嘘つきです」と言った。この人物は島の住人と言える?
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こたえ:言えない(島の住人ではありえない)
正直者なら「私は嘘つき」は嘘になってしまい矛盾。嘘つきなら「私は嘘つき」が本当になってしまい矛盾。つまり島のルールではこの発言は不可能=よそから来た旅人(たまに嘘をつく普通の人)です。論理学で有名な「嘘つきのパラドックス」でした。

