Dark Nursery Rhymes
意味がわかると怖い歌
意味がわかると怖い歌
【解説付き】厳選10選
無邪気な歌に隠された、闇の意味。
全10曲収録
解説・考察付き
童謡・都市伝説
子供の頃に何気なく歌っていたあの歌に、人身売買・処刑・怨霊・飢餓といった闇の歴史が隠されていたとしたら——。
各曲の背景にある都市伝説・歴史的解釈を解説します。
🎵 注意:解説・考察を中心に紹介します。各曲の歌詞は公式サイトやサブスクでご確認ください。
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01
★★☆ 中級【はないちもんめ】
子供たちが輪になって「勝ってうれしい」「負けてくやしい」と歌いながら、お互いの仲間を交換し合う遊び歌。
「あの子が欲しい」「あの子じゃわからん」「相談しよう」
どこか無邪気に聞こえるこの歌。「もんめ(匁)」という言葉の意味に気づくと、背景が一変します。
解説・考察
「もんめ(匁)」は重さや銀の通貨単位を表します。この歌は貧しい村での「子供の人身売買(口減らし)」の様子を歌っているという説があります。「勝った・負けた」は値段交渉で買い叩かれたことを示し、「あの子が欲しい」と品定めをする大人たちの残酷な情景です。
ポイント:貨幣単位である「もんめ」と、子供をやり取りする「品定め」の構図。無邪気な遊び歌と人身売買という歴史的背景のギャップが恐ろしい。
02
★★☆ 中級【かごめかごめ】流産説
目を隠した鬼を囲んで「かごめかごめ」と歌い、最後に後ろにいる人を当てる遊び歌。
「かごのなかのとりは いついつでやる」
「よあけのばんに つるとかめがすべった」
「うしろのしょうめんだーれ」
一見シンプルな歌詞ですが、各フレーズを「妊婦の視点」で読み解くと——全く別の情景が浮かび上がります。
解説・考察
「かごめ」は妊婦、「かごのなかのとり」は胎児を指します。妊婦が階段などで姑などに背中を押され(鶴と亀が滑った=縁起の悪い出来事)、流産してしまった。「私の背中を押した犯人は誰?」と恨む母親の歌という解釈があります。
ポイント:「妊婦の籠(お腹)」にいる「鳥(胎児)」という見立て。嫁姑問題というドロドロした背景が想像できる解釈です。
03
★★★ 上級【かごめかごめ】処刑説
同じ「かごめかごめ」でも、全く異なる解釈が存在します。
「籠」を「牢屋」と読み替えると——
「いついつでやる(処刑の順番を怯えて待つ)」「つるとかめがすべった(縁起の悪い予兆)」そして「うしろのしょうめんだーれ」
最後の一句が、ある残酷な光景を指しているとも言われています。
解説・考察
「籠」は牢屋、「いついつでやる」は処刑の順番を怯えて待つ様子。そして「後ろの正面だあれ」は、斬首されて地面に転がった自分の首が、前ではなく「後ろ」を向いて自分の胴体を見つめている光景です。
ポイント:斬られた首が「後ろの正面」を向くという物理的ホラー。同じ歌詞でも視点を変えるとスプラッターホラーに変わる奥深さがあります。
04
★★☆ 中級【とおりゃんせ】
「ここはどこのほそみちじゃ てんじんさまのほそみちじゃ」と始まる、神社の細い道を通り抜ける歌。
七五三のお参りの歌として知られていますが——
「行きはよいよい 帰りはこわい」
なぜ帰りだけが「こわい」のでしょうか。この一句には、親の深い悲しみが込められているという説があります。
解説・考察
七歳の祝いのお参りではなく、「神隠し」や「口減らし」のための生贄として子供を神社に捧げに行く親の歌という解釈があります。行く時は子供と二人で良いですが、帰りは一人で帰らなければならないため、罪悪感や喪失感で「帰りがこわい」のです。
ポイント:なぜ帰りだけが「こわい(怖い、辛い)」のかという理由。「帰りに子供がいない」という解釈が、哀愁と恐怖を同時に引き起こします。
05
★★☆ 中級【サッちゃん】踏切事故説
「さっちゃんはね さちこっていうんだ ほんとはね だけどちっちゃいから じぶんのことさっちゃんってよぶんだよ おかしいな さっちゃん」
子供の頃に誰もが聞いたことのある、あの可愛らしい歌。
しかし北海道のとある踏切にまつわる都市伝説と結びついた瞬間、この歌の印象が永遠に変わってしまいます。
解説・考察
踏切で電車に轢かれ、身体が真っ二つになりながらも即死できず、自分の足を探しながら息絶えた少女の事故を揶揄した歌という都市伝説です。歌詞の中でバナナを半分しか食べられない描写が身体の欠損を暗喩しているとも言われています。
ポイント:学校の怪談として世代を超えて語り継がれるトラウマ設定。この話をからかうと呪われるという噂も広まりました。
06
★★★ 上級【サッちゃん】幻の4番説
一般的には3番までしか知られていない「サッちゃん」ですが、存在しないはずの「4番」があるという都市伝説があります。
「さっちゃんがね おべべをおいていった ほんとだよ だけどちっちゃいから きっともらいにこないだろ かなしいな さっちゃん」
この「幻の4番」が意味することとは——
解説・考察
「おべべ(着物や服)」を置いていったのに取りに来ないのは、足を失って死んでしまったから、あるいはこの世にもういないからです。「かなしいな」という言葉が、語り手が霊の存在を認知していることを示しているという解釈もあります。
ポイント:「おべべをおいていった」「もらいにこない」という不自然な状況。隠された歌詞というミステリー要素が、都市伝説の真実味を増します。
07
★★★ 上級【てるてる坊主】
お天気のお守りとして窓に吊るす、あの白い人形の歌。
「てるてる坊主てる坊主 あした天気にしておくれ」
可愛らしいメロディで知られていますが、この歌の起源を調べると——実際に「首をチョンと切るぞ」という歌詞が存在することが判明します。そして、てるてる坊主の「正体」が明らかになります。
解説・考察
長雨に苦しむ村人がお坊さんに祈祷を頼みましたが、雨は止みませんでした。怒った城主がお坊さんの首を切り落とし、その首を白い布に包んで見せしめに吊るしたところ、翌日晴れ渡ったという伝説があります。てるてる坊主は「生首」を模したものだったのです。
ポイント:可愛らしい風習の裏にある「公開処刑された生首」の模倣という衝撃。子供の頃から窓に吊るしていたものの正体を知ってしまいました。
08
★★☆ 中級【おちゃらかほい】
「せっせっせーの よいよいよい おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい おちゃらか 勝ったよ」
じゃんけんをしながら歌う、リズムの良い手遊び歌。
「おちゃらか」という言葉の語源を辿ると、この歌が生まれた時代の女性たちの、哀しい日常が見えてきます。
解説・考察
貧困で遊郭に売られた遊女たちが、客に選ばれるために必死にアピールし合う様子を歌っているという解釈があります。「おちゃらか(お茶を濁す・客遊び)」をし、「勝ったよ」というのはじゃんけんではなく、「自分が客に買われた(選ばれた)」という生きるための残酷な競争です。
ポイント:「勝った(買われた)」ことでしか生きられない女性たちの悲哀。リズムの良い手遊び歌に、性の搾取と生存競争が隠されています。
09
★★★ 上級【あめふり】
「あらあら あのこは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないている」
雨の日を舞台にした、穏やかなメロディの童謡。傘を持った男の子がずぶ濡れの女の子に傘を貸してあげる、心温まる歌——のように見えます。
しかし最後の一句をよく読むと、実は善意ではなく「優越感」の歌ではないかという解釈があります。そして、この歌にまつわる怪談も存在します。
解説・考察
傘を渡した男の子は最終的に「母親の大きな傘に入って帰る」という歌詞があります。女の子に傘を貸したように見えて、自分は母親の傘で安全に帰るという構造です。この女の子は後に不慮の事故で怨霊となり、この歌を最後まで歌うと柳の下にずぶ濡れの霊が現れると言われています。
ポイント:親切に見えて女の子を見捨てて自分だけ安全に帰る優越感。日常の風景に潜む人間の嫌な部分と怪談がリンクしています。
10
💀 激ムズ【一年生になったら】
「いちねんせいになったら ともだちひゃくにんできるかな ひゃくにんでたべたいな ふじさんのうえでおにぎりを」
入学の喜びを歌った、明るく可愛らしい歌。友達100人と富士山でおにぎりを食べる夢が描かれています。
しかしこの歌の「算数」をよく確認してみると——ある一人が消えていることに気づきます。
解説・考察
「自分」と「友達100人」を合わせると、富士山の上でおにぎりを食べるのは「101人」になるはずです。しかし歌詞では「100人で食べたいな」となっています。消えた1人はどこへ行ったのか。戦時の食糧難を背景に、飢餓のあまり1人を「食べてしまった」という解釈があります。
ポイント:「自分+100人=101人」のはずが「100人で食べる」という算数の矛盾。子供向けの数字の矛盾から、究極の恐怖を導き出す激ムズ解釈です。
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